ヒップシートは何歳から何歳まで使える?メリットと正しい4つの選びかた

ヒップシートは何歳から何歳まで使える?メリットと正しい4つの選びかた

ヒップシートの存在は知っているものの、何歳から何歳まで使えるものなのか、使用感はどうなのか、と気になっているパパさんママさんは多いのではないでしょうか。

なぜなら、少しでも赤ちゃんの抱っこを楽にできたら、と考えているからです。

そこで注目されているのがヒップシートです。

今回はヒップシートと何歳から何歳までが対象になっているのかをお話ししますので、参考にしてみてください。

ヒップシートとは?

見た目がウエストポーチのようなものに、赤ちゃんが座れるような台座がついたものをヒップシートと言います。

抱っこ紐とよく間違ってしまいますが、特徴が少し異なります。

例えば、ヒップシートは座椅子のようになっており、通常の抱っこ紐は体全体を支えるようなイメージになっています。

ヒップシートは人間工学に基づき、パパさんやママさんが赤ちゃんを抱っこする際の負担を考慮して作られたという特徴があります。

ヒップシートを使わずに赤ちゃんを抱っこし続けると、パパさんママさんの体に負担がかかりますが、ヒップシートの利用により真っすぐな姿勢でいられます。

姿勢が悪くなってくると、肩こりや腰痛、関節痛につながるため、赤ちゃんを抱っこする際には、できるだけ負担のないようにするべきです。

ヒップシートは何歳から何歳まで使えるの?

ヒップシートの使用できる年齢は商品にもよりますが、生後6カ月か7か月ごろから使えると言われています。

生後6か月というのは赤ちゃんがお座りできてから、という意味があるため、状況によっては遅くなる場合もあります。

これは赤ちゃんの安全面を考慮した結果のため、お座りができていない時期にヒップシートを使うのはリスクがあります。

ヒップシートが使える最大の年齢も商品によりますが、3歳くらいまでであれば問題なく使えるようになっています。

ただし、子どもの体重が20kgよりも重たい場合は、ヒップシートが耐えられない可能性があるのと、抱えるパパさんやママさんの腰に負担がかかるため注意しましょう。

ですから、ヒップシートは生後6か月くらいから3歳くらいまでのおよそ2年半は使えると考えておくとベストです。

ヒップシートのメリットは?

多くのパパさんやママさんは、抱っこ紐からヒップシートを選ぶようになってきました。

それには多くのメリットがあるからです。

状況に応じて抱っこの方法を変えられる

ヒップシートのメリットは、状況に応じて抱っこの方法を選べることではないでしょうか。

例えば、スタンダードな対面抱っこだけではなく、前向き抱っこやおんぶスタイルなど、そのときのシーンによって変えられます。

抱っこのスタイルを変えられると、パパさんやママさんの腰への負担が大きく減ります。

脱着が非常に楽でスムーズ

赤ちゃんを抱っこするときに、できればスムーズにできれば、とお考えではありませんか。

抱っこ紐の場合、脱着に時間がかかってしまいますが、ヒップシートは装着すればすぐに使用できるため、赤ちゃんを待たせることなく抱っこができます。

赤ちゃんを待たせることがないため、パパさんやママさんもストレスを感じません。

風通しが良く蒸れにくい

抱っこ紐は、赤ちゃんの体全体を支えるような仕組みになっているため、場合によっては蒸れてしまう可能性があります。

しかし、ヒップシートは完全に密着するわけでないため、風通しが良いというメリットがあります。

とくに夏は赤ちゃんが蒸れないようにしなければならないため、抱っこ紐よりかもヒップシートを選ぶと安心ではないでしょうか。

赤ちゃんを締め付けない

抱っこ紐の種類によっては、赤ちゃんの足がうっ血してしまう可能性があります。

大人でもうっ血をすると良くないのに、赤ちゃんがうっ血してしまうとかなり大変なことになってしまいます。

ヒップシートは、台座に座るようなイメージですし、足回りに余裕があるため赤ちゃんを締めつけません。

ヒップシートは、赤ちゃんにとってもストレスのないベビーアイテムだと言えるでしょう。

ヒップシートのデメリットは?

どんなに素晴らしい商品だっとしても、少しのデメリットは隠されているものです。

ですが、デメリットをしっかり理解しておけば、後悔することなくヒップシートを利用できるようになるでしょう。

両手を使うのが難しい

ヒップシートにもよりますが、赤ちゃんを支えてあげないといけないため、両手を自由に使えないというデメリットがあります。

とくに、ヒップシートの台座だけを使う場合は、確実に両手を使って赤ちゃんを支えてあげなければなりません。

もちろん、しっかり手を添えてあげると赤ちゃんは安定します。

抱っこ紐よりも大きくて場所を取る

ヒップシートの種類にもよりますが、台座を含めると抱っこ紐よりも大きくて場所を取るというデメリットがあります。

少しでもコンパクトにしたいとお考えのパパさんやママさんでしたら、抱っこ紐がいいのでは、と考えてしまうでしょう。

ですが、ヒップシートによっては小さくできるようなものも販売されているため、場所の問題は解消できます。

ヒップシートの正しい選びかた

ヒップシートのメリットやデメリットを両方知ったうえで興味を持てば、どのような商品を選ぶべきかで迷ってしまうものです。

ここからは、ヒップシートの正しい選びかたについてを見ていきましょう。

ヒップシートの種類で選ぶ

ヒップシートとひとくちに言っても、いくつかの種類が存在しています。

例えば、腰巻きタイプや肩掛けタイプ、抱っこ紐タイプなどが該当します。

腰巻きタイプは名前の通り腰を中心にするため肩への負担が軽減され、肩掛けや抱っこ紐タイプは肩と腰へ負担を分散できます。

どれも特徴が異なるため、負担を減らしたい種類を選ぶといいでしょう。

ヒップシートのサイズで選ぶ

ヒップシートは台座がある分大きいですが、できるだけコンパクトにできるものを選ぶべきです。

例えば、折りたためるタイプであればそこまで場所を取らないという特徴があります。

また、ヒップシートによっては収納に優れているため、小物を入れたい場合は、収納力に優れたものを選ぶといいでしょう。

ヒップシートの耐荷重で決める

ヒップシートには耐荷重、つまり、これくらいの重さまでなら使用できますよ、という基準が設けられています。

当然、指定された耐荷重以上の赤ちゃんや子どもを乗せてしまうと、ケガにつながる可能性があります。

しっかり作られているヒップシートは耐荷重が20kgまで設定されているため、安全面を考慮して頑丈に作られたものを選ぶようにしましょう。

洗濯できるヒップシートを選ぶ

意外に忘れがちなのが、ヒップシートを洗濯できるのかどうかです。

台座は赤ちゃんが座るため、予期せぬ汚れが発生する可能性があります。

そんなときに、洗濯できないヒップシートですと、どんどん汚れていきますし、不衛生になってしまいます。

ですから、ヒップシートを選ぶ場合は洗濯可能なものを選ぶといいでしょう。

まとめ

ヒップシートは生後6カ月か7か月ごろから3歳くらいまでを対象にした、ベビーアイテムです。

ヒップシートは脱着が楽だったり赤ちゃんの負担を減らせたりするため、最近ではたくさんのパパさんやママさんがヒップシートを利用しています。

もし、少しでも興味がありましたら、ヒップシートを利用してみてはいかがでしょうか。

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